■2017.9.15号 No330
累積違反で免許取り消し
まずは組合に相談を
 D労組のAさんは、246号線の新二子橋で29`超過で摘発されました。Aさんはすでに前歴2回で、3点が加点されると120日間の免許停止です。もし、警察が30`でキップを切っていれば、一発で免許取消の事案でした。
 Aさんはすぐに組合に相談しました。組合は、Aさんが親の介護で苦労しているのを知り170筆の嘆願書を集め2人の補佐人を付けて聴聞会に臨みました。
 聴聞会では、本人の反省文と嘆願書を担当官に手渡し、本人が意見聴取で反省を述べ、補佐人が意見陳述をしたところ、120日の免許停止が90日の減免になりました。
 累積でも同じ違反を繰り返していないことや、家庭の事情および本人の反省、組合の取り組みが評価されたと思われます。
 E労組のBさんは、前歴なしで2点が加点されていました。ところが、ある交差点で誘因事故を起こし後続のバイクが転倒し大けがを負わせました。さらに、あまり慣れていない地域で営業してお客さんを乗せて進入禁止違反で摘発されました。実は、先の誘因事故で11点が加点されていました。今回の違反で累積15点となり、免許取り消し対象になりました。不安になったBさんは、聴聞会の直前になって組合に相談にきました。組合では、嘆願書を取り組む時間もなく、補佐人として出席しましたが、結果は免許取り消しとなりました。
 F労組のCさんも、前歴2回で信号無視で横断歩道上で人と接触。運悪く事故係が転任し、けがをした相手に謝罪もしていなかったので示談もできず15点が加点されてしまいました。組合は嘆願書600筆以上を集め、補佐人として聴聞会に出席しましたが、免許取り消しになりました。
 今回は、減免になった事例と取り消しの事例の2つのパターンを示しましたが、その差は僅かです。組合が啓発運動や注意を喚起しても本人の自覚がなければ手の施しようがありません。今の点数制度は、違反を繰り返せば免許取り消しの確率がさらに高くなる仕組みになっていることも理解しなければなりません。
 違反、事故があった場合は、まず組合に相談しましょう。
【北部ハイタク共闘会議・法対部】