■2018.3.15号 No339
免許証の点数を把握するには
「累積点数等証明書」の取得を
 1年前に発生した、道路上で寝込んでいた身元不明男性を轢過し死亡させた事件の聴聞会が開催され、「免許取り消し」事案が「免許停止180日」になったという報告が入りました。今回、聴聞会まで1年以上かかったのは、被害者の身元がずっと不明のままだったためです。
 聴聞会がなかなか開催されない状況で、気をつけなければならないのは違反を繰り返している場合です。いつまでも聴聞会が開催されず、気がついたら取り消し基準まで加点されていたという例もあります。
 免許証を守るために心がけることは「常に自分の点数を把握すること」です。気がつかないうちに点数を入れられている場合もあります。たとえば、取り締まりに不服があり違反切符へのサインを拒否し、簡易裁判所での対応で反則金を逃れたので大丈夫だろうと考えていても点数は加点されてしまいます。それは行政処分ではサインの拒否は運転者が違反行為を自認しなかっただけで、違反がなかったことにはならないからです。また警察は、行政処分において「点数の加点」そのものは処分ではなく「免許停止」や「免許取り消し」が処分であるとしているため、点数だけは勝手に入れられてしまいます。
 実際に加点されたかどうか、あるいは今自分の点数が何点なのかが分からない場合は、「累積点数等証明書」を取得して免許証の点数を正確に把握・確認しましょう。
 「累積点数等証明書」の取得方法は、@免許センターや免許試験場窓口で申請する場合とA郵送で申請する場合の2通りがあります。@の場合は、本人または代理人が申請することができます。Aの郵送の場合は、払込取扱票のついた経歴証明書申込用紙を交番、警察署、駐在所、免許試験場や免許センターでもらい必要事項を書き込んで、ATMか窓口で申請することができます。
 これにより、最後に違反(事故)をした日にちと今の点数がわかります。そのうえで、処分基準点数付加点数と処分期間を示した表から、免許停止・取消になるまでの点数を把握し、安全運転に対する意識を高めましょう。
【東京地連・道交法対策委員会】