③自交総連は、ハイタク・観光バス・自教の問題について、それぞれ専門的な知識と歴史的にも運動の蓄積を持っていると同時に、ハイタクの世論をうごかすような一定程度の組織を持っています。自交総連が資本(経営)から恐れられ(嫌われ)ているのは、労働者の要求を基礎に、国交省や厚生労働省、警察庁などの関係省庁などの政府当局とのたたかいを進め、運賃原価の公開や道交法闘争での成果を勝ち取るなど影響力を持っています。加えて集団交渉や統一行動を中心としたたたかいで、地域の職場の賃金など相場を作り上げ、労働条件を改善させてきました。そのことにより自交総連がハイタク労働者から期待される産別組織である所以です。