2022.2.1号 No407 上野駅浅草口 横断歩道に信号機設置――成果と総括――
■2022.2.1号 No407
上野駅浅草口横断歩道に信号機設置
成果と総括
道交法対策委員会が警視庁に改善してほしい交差点として、長年要望していた上野駅浅草口横断歩道に信号機設置が実現。工事は、2022年1月から3月末の予定で実施されます。
上野駅浅草口タクシー乗り場でお客様を実車して、進行後に横断する人が途切れず、スムーズな交通を阻害してきました。東部ハイタク共闘会議法対部は、上野警察署に要請しましたが、上野駅構内でもあり、警視庁の判断と対応が困難としましたが、警察として、国土交通省に個別で相談するとの回答でした。年月は掛かりましたが、実現したことは成果と総括しました。
2022年春闘においても、引き続き、改善してほしい交差点を要請していきますが、東部ハイタク共闘会議法対部は、次回委員会にあげるものとして、①六本木交差点芋洗い坂方面への指定通行区分の車線変更。②江戸通り浅草橋交差点下りの車線増加に伴う誘導線。③小岩駅南口ロータリーからフラワーロード方面への信号機設置。④水戸街道下り四つ木橋から本田陸橋にむかう誘導線の4項目を決定しました。その他に自転車の無謀運転や電動キックボードなど、緩和されるあらたな移動手段や利用者への道交法遵守徹底を求めていくことも確認されました。
さて、規制緩和政策である手軽な交通手段として利用が広がっている電動キックボードについて、警視庁と販売会社などが違反や事故を防ぐ対策について話し合う初めての協議会が開かれました。
この協議会は警視庁が開いたもので、会場にはメーカーや販売会社などの関係者、およそ40人が集まり、警視庁交通総務課の作道英文課長が「利用者の一部は交通ルールを知らなかったり軽視したりする現状があるので、業界と協力しながら安全対策に取り組みたい」とし、参加者に対し公道での交通ルールの周知について協力を求めました。
警視庁は、都内で去年1年間に無免許運転などの交通違反で検挙や、指導・警告を受けたケースは合わせて207件に上り、関係する事故も68件起きており、道交法遵守徹底を促しました。
【東部ハイタク共闘会議法対部】