投稿を編集 “2025.6.1号 No447 車両左側からの 二輪車追い抜きに注意――二輪車追い抜きは交通違反か
■2025.6.1号 No447
車両左側からの二輪車追い抜きに注意
二輪車追い抜きは交通違反か
車の左側をバイクが追い抜いていく…そんな場面を見たことがある人は多いのではないでしょうか。
車の追い越しは右側から行うルールですが、バイクによる左側からの追い抜きはありなのか、なしなのか。過去にはこのようなケースで痛ましい事故が発生しています。
2023年3月、都内でバイクと大型貨物車が接触し、バイクを運転していた男性が転倒、死亡しました。
警視庁によると、現場は片側二車線の道路で、左車線を走行していた大型貨物車の運転手が前方に気を取られ、左側をすり抜けようとしたバイクと接触したとみられるそうです。この事故で大型貨物車の運転手は現行犯逮捕されました。
バイクが車の左側を走るこうした状況は、法律的には「左側からの『追い越し』は、例外を除いてしてはいけません。進路変更を伴わない『追い抜き』であれば、左側を追い抜く行為について道路交通法上の規定はありません」
と明記されています。
ポイントとなるのが「追い越し」と「追い抜き」の違いです。何が違うのでしょうか。 「追い越し」とは、車両が他の車両に追いついた場合に、その進路を変えて進路変更し、追いついた車両の側方を通過してその車の前方に出ることを言います。
「追い抜き」とは、進路変更を伴わず、車両に追いついた時に進路変更せず、そのまま側方を通過して前方に出ることを表します。
進路変更を伴う「追い越し」の場合、前方の車が右折しようとして中央に寄っている場合を除き、右側から行うのが原則です。そのため、通常はバイクが左側から追い越した場合は違反となりますが、進路変更を伴わない「追い抜き」は、法律上規定はないそうです。
T労組では過去に組合員が右折矢印信号に従い、右折を開始し、その先(片側三車線)に乗客を発見したため歩道側に寄ったところ、右折時には後方にいた大型バイクと接触。入院を伴う重傷事故がありました。しかし、キープレフトと左側からの追い越しは危険だとする主張が認められ加点4点のみとなりました。
【東京地連・道交法対策委員会】

