投稿を編集 “2025.7.1号 No448 譲ってくれた 「サンキュー」から車の陰など、安全確認しっかりとの事故――車の陰など、安全確認しっかりと
■2025.7.1号 No448
譲ってくれた「サンキュー」からの事故
車の陰など、安全確認しっかりと
交差点などを右折しようとしたとき、対向直進車がパッシングなどで「お先にどうぞ」と道を譲ってくれたという経験をしたことがあるのではないでしょうか。今回は、この右折車が「ありがとう(サンキュー)」と合図を出す、サンキュー事故の現象を紹介します。
車を運転する際、対向右折車に道を譲ったことがある方もいることでしょう。この思いやりある行動がかえって事故につながってしまう「サンキュー事故」という名の右直事故・サンキュー事故は直進車が交差点などを右折しようとしている車に道を譲り右折車が「サンキュー」と右折したときに、直進車の陰から二輪車が出てきて右折する車と衝突する事故のことです。
道を譲ってもらえて「ありがたい」と思っているときに発生する右直事故のため、原因は、右折車の安全確認不足といってしまえばそれまでですが、右折する車を運転しているドライバーの心理状態も大きく関係している事故となります。
道を譲られた右折車は、道を譲ってくれたドライバーに感謝するとともに「早く右折して直進車に迷惑をかけないようにしなければ」という心理になります。 このような心理状態になると、右折することだけに集中してしまい、直進車の両サイドからすり抜けてくる二輪車などを見落としてしまうことが多くなります。
道を譲った直進車と道を譲られた右折車では、ドライバーの心理状態が異なります。右折車は「なるべく早く行かなければ」と焦ってしまう可能性が高く、この焦りという心理状態からサンキュー事故をはじめとする右直事故を起こしてしまいます。
右直事故を防ぐためには、焦っていたり急いでいたりしても、車の隙間から二輪車が出てこないか、しっかり確認することが重要。しっかりと安全確認をしたうえで右折するようにしましょう。
【東京地連・道交法対策委員会】

